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週末の日帰り小旅行 その1 ~長浜~


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                                 Rene  Lalique
                                   (1869-1945)


味気ない、ごく普通の看板の「アールデコ」の文字に魅かれ、黒壁スクエアを通り過ぎ賑やかな街の中心を離れブラブラと歩くこと約15分。

成田美術館(滋賀県長浜市)。。。 ここは、20世紀初頭に活躍したアール・デコの巨匠、ルネ・ラリックの作品ばかり収蔵している、こぢんまりした私設美術館。ラリックは、1860年にフランスのシャンパーニュ地方に生まれた、ガラス工芸の巨匠です。 アール・デコの作品は、アール・ヌーヴォーの派手さが影を潜めて、落ち付いた感じがします。 

ちょうど開館10年記念特別展が開催されてまして、オパルセントガラスの素敵な作品が並んでいました。宝石のオパールに似た色合いのこのガラス、ブルーがかった乳白色の上品な輝きのなかに温かみのある赤色も手伝い、二色の不思議な色合いを帯びています。

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さて、照明を控えめにした落ち着いた展示室、この時の入館者は友人と私の二人で貸切状態。2階へ上がると、1925年に行われたパリ万国装飾美術博覧会(アール・デコ博)(1925年)に出品された噴水の装飾品の一部で、祈りを感じる美しい女性像が2体展示されていました。

他にもアレクサンドライトガラスという材質で、電球と蛍光灯の光で色が劇的に変化する、不思議な作品もありました。 蛍光灯だと青みがかった色で、白熱灯だと少し赤っぽい色になります。蛍光灯が発明されてから色の変化があることに気づいたとのこと。

展示を見終わると「お茶はいかがですか?」との声が。。。
丁寧に入れた美味しい緑茶と可愛らしい落雁をいただきながらソファにすわりゆっくと中庭を眺め、そして過去の展覧会の素晴らしい図録を眺めながら素敵な時間を過ごせました。

お気に入りの小さな美術館がまたひとつ増えました。

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by mame-nyanne | 2008-09-23 00:13 | 美術館・博物館めぐり